1981年6月15日
沖縄県首里の風が香る街で生まれました。
離婚を2度経験
17歳の長女と未婚で授かった、3歳の長男の母。私自身がひとり親として、そして「子連れ居酒屋の店主」として深夜まで子供を抱えながら働き続けた、その中で感じたのは、ひとり親家庭の子供達の学力低下、学習環境の不公平さ、ひとり親が背負う孤独と不安でした。
だからこそ、2019年には東京のトップ講師たちと手を取り合い、誰もが学びのチャンスを得られる学習塾を立ち上げました。長女が中学受験から高校受験を始めるまで、安心して学べる環境を整え、受け取られたことは、私自身の誇りの一つです。

そんな矢先、想定外の喜びが私を訪れました。 2021年、長男が誕生。
彼の体は丈夫ではなく、月に何度も熱をし
泣きながら、こどもを抱えて家事と仕事をこなす日々の中で、私は心の底から
「こんな場所があればいいのに」と思い描いていました、そして、その思いが結実したのが、『首里シングルベルズ』です。

沖縄のゆいまーる（助け合いの心）を土台にした、このシェアハウスでは、同じ悩みを持つ親たちが集い、小さなストレスを分かち合い、解決していける。ゆとりを持って、こどもたちも笑顔で伸びと育つ環境を作りたい。
数分も目が離せないこども達ですが同じ悩みを持った親が集まることで小さなストレスが解決され、親子ともに伸び伸びと過ごせるのではないかと考えています。
『ちょっとお風呂入る間』『ちょっとご飯作る間』『ちょっと買い物』ちょっとの時間が私たちにはありません。『ちょっと』時間をうちなー精神ゆいまーるで助け合うことにより、
精神的ゆとりを構築する場所になればいいなと思います。
社会的マイノリティから抜け出しこども達が大声で泣いて笑うことを良しひとり親の親子が安心して暮らし、助け合いながら成長できるシェアハウス。ここ『首里シングルベルズ』です。

私自身、ひとり親で育ち、離婚も経験し
親の協力や金銭的援助もないシングルマザーや
ひとり親家庭の不安や孤独、大人の顔色を伺い、
学習や社会性の遅れのある、こどもを見てきました。
その中で、「安心して笑顔で暮らせる場所」の大切さを強く感じました。「首里シングルベルズ」は、そんな私の想いを形にしたシェアハウスです。私の役割は、ここに住む人達のバランスを保つ事「心から安心できる場所」を作り上げる事です。経済的支援、時間的支援、精神的支援を全力で応援し、暮らしを支えることで、どんな小さな声にも耳を傾け、自分の失敗して経験を活かし、親子の幸せな未来を一緒に作っていけたらと願っています。日々精進、日々勉強のまだ未熟者ですが、自分自身が失敗した経験を活かし、日々共に精進していけたらと思います。

instagram：入江将大